■質問
⇒⇒社会人になって、会社に入って、やりたい仕事、
なりたい姿というのが見えません。
それが、見つかれば、就活もやる気になると思うのですが・・・。
天職というのは、どうやったらみつかるのでしょうか?
■返答
⇒⇒やりたい仕事を見つけたいとか、天職を探すというのは、
もうこの時期(3回生の2月)では、
手遅れです。諦めたほうがいいです。
確かに、やりたい仕事、
就きたい職業、行きたい業界があれば、
あるにこしたことはないです。
その方が、やるべきことが明確で、力を集中できるからです。
でも、ないものは、ない。
そして、やりたいことが「見つからない」という人ののほうが、
普通だと思います。
就活では、その「偏差値」がない。
だから、選択すべき基準がないから、
どう選んでいいのかわからないのです。
これまで受けてきた教育では、
ほとんど自分がどんな職業について、
どんな生活をしていくかという
「キャリア形成」は、ほとんどなかったと思います。
だから、多くの大学生は、自分がどんな未来を歩きたいのか、
なんて、考えたこともなかったはずです。
これまでの進路選択は、
偏差値という基準を絶対視して決めてきました。
いままで20年以上生きてきて、
見つからなかったものを数ヶ月でみつけるなんて、土台無理です。
だから、無理に天職なんて、
ハードルの高いようなものをみつけようとなんて思わなくていいです。
もっと、ハードルを下げて、
「自分が上手くできそうな仕事はなにか」
「自分が馴染めそうな環境はどこか」
くらいの感じで会社、仕事を探せばいいと思います。
僕は、天職は見つけるものではなくて、
自分で作るものだと思っています。
とりあえず、就活をしてみて、
そして、社会人になって働く。
そして、その仕事を本気で、全力でやることで、
少しづつ出来るようになって、楽しくなってくる。
で、気がつけば、
「この仕事、自分にあってるな」となる。
こんなもんだと思っています。
ちなみに、僕はそうでした。
そもそも・・・
大学生が、社会人の仕事をしたことなんて、
ほとんどない、と思います。
したことがないのに、
天職をみつける、なんて無理です。
まずは、やってみる。
そして、それが自分にあったものになる。
それが順序だと思います。
天職を見つけてから、
就活をしようではなくて、
天職を見つけるために、
就活をしよう、
という視点を持ってほしいな、と思います。
返答は、以上です。
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