■質問 同じESで、違うアルバイトのエピソードを2つ使えますか?

■質問

 

⇒⇒こんばんは、いつもツイート拝見しております。

質問なのですが

1つのESに異なるアルバイトでの経験を

書くことは印象良くないですか?

 

例えば学生時代に頑張ったことと

自己PRに使う材料として

それぞれ異なるアルバイトでの経験を書くというような…

よろしくお願いします。

 

 

■返答

 

⇒⇒ESや履歴書で、

アルバイトの経験を複数回使うことについて、

どう思うか?というご質問ですね。

 

ESであれば、概ね5問くらい設問がありますから、

そのうち2つであれば、アルバイトを使ってもいいかな、

と思います。

 

ですが、履歴書で、自己PR(自己の特徴)と

学生時代頑張ったことを、アルバイトにするのは、

好ましくない、と思います。

 

 

理由は、

①アルバイトの経験はアピールしにくい、です。

 

就活生がするアルバイトは大抵決まっています。

接客、サービス業、学習塾が8割、いえ、9割を占めます。

ですから、面接官は聞き飽きています。

 

沢山の就活生が話しているのと、

ほぼ同じ内容を、自分が話してアピールしなければならないのです。

これは、厳しいかな、と思います。

 

アルバイトを経験は、素晴らしい社会経験で、

人間的に成長できるものだと思います。

ですが、就活の武器として使うのであれば、

少し、工夫が必要だと思います。

 

このように、アピールが難しいアルバイトを2本揃えると、

よほど書き方に気を付けないと多数のESの中に、

埋没したり、面接でのアピールがむつかしいです。

 

 

以上から、2本ともアルバイトで書く事は、

お勧めはしません。

 

 

履歴書で、自己PR(自己の特徴)と学生時代頑張ったことを、

アルバイトにするのは、好ましくない、と思う2つ目の理由。

 

それは、

「面接官の中に、アルバイトを好ましくない」

と思っている人がいる、

ということです。

 

 

 

先にも書いた様に、多くの就活生が、

アルバイトの話をしますから、面接官としては、

「またかよ・・」と聞き流されてしまう場合もあります。

 

また、面接官の中には、

「学生の本分は、学業だろ!」と思う人も少なからず、

います。

 

ですから、自己P、学チカともに、アルバイトで揃えると、

「この学生は、学生時代、アルバイトしかしてこなかったのか?

ダメだな、この学生は」と思われてしまいます。

 

これは、損です。

 

学業で書ければそれでいいですが、

サークル、留学、ボランティア、長年続けている習い事等、

様々な経験をしてきたはずです。

 

 

 

また、「働いた」経験以外の、自分を見せることで、

あなたの違った側面を、面接官に知らせることができると思います。

 

様々な角度(経験)から、自分を語ったほうが、

より自分のことを理解してもらえると思います。

 

以上から、

2本のうち、1本は、アルバイトでもいいですが、

もう1本は、他のエピソードを書く事をお勧めします。