では、その自己分析をどのように行うのか?
方法はたくさんあります。
以下で、各々検討してみます。
1・自力・独力でやりきる
ノートと鉛筆を用意し、小学校から一年ごとに過去を振り返る。
時には、マインドマップを用い、マンダラート等の図表を使いながら、
ひたすら自分と向き合う。
就活の成功者の体験記を読むと、こういう人が多くでてきます。
ツワモノはノート10冊もこの自己分析に費やした!という学生もいます。
確かに、ここまでやりきれば自己分析は完璧なものになるでしょう。
しかし、時間がかかりすぎます。
中には、自己分析だけで100時間!を費やした学生も
いるようですが、就活生は他にすべきことがあります。
時間に制限にある人にとっては、効率的な方法ではありません。
2・書籍から自己分析の方法を学ぶ
今、書籍に行けば必ず就活関連のコーナーがあり、
そして、その中に『自己分析のやり方』なる本がたくさん並んでいます。
私はそれらの本の大半を購入し、読んでみました。
(ブログの書評欄を参考にしてください)
そして、その感想は、
「確かに、これらの本の趣旨や説明を理解して行えば
自己分析は進むだろう」
ただし、同時に
「この本どおりに一人で出来る人というのは、どれくらいいるのだろうか?」
とも思いました。
それは、各書籍に共通して、大量の図表があり、
それをひたすら考えながら書いていく、埋める作業を求めているからです。
一人で、20や30もある図表をコピーして、
真剣に取り組める学生がどれだけいるのでしょうか?
実際、私の下に来る学生の多くは
「自己分析の本を買ってやってみましたが、出来ませんでした」
という学生が大半です。
3・就職塾に通う
いい方法だと思います。
それぞれの先生方は独自のノウハウをもたれ、
自己分析の方法も教えてくださいます。
また、「身銭を切っても就活を成功させる!」という熱い仲間と知り合えますので、
就活への意欲を保ち続けることができるでしょう。
ただ、コストがかかります。
就活塾は平均3ヶ月コースで15万円くらいかかります。
当然、集団講義形式なので時間的制約も問題になります。
4・他己(他者)分析を行う
友人、知人に自分の長所・短所を聞くという方法です。
自分の知っている自分と他人の知っている自分は
往々にして、違う場合があります。
この点で、他者分析は役立ちます。
ですが、やはり自分を一番良く知っているのは自分です。
他者から見える自分が完全に自分と一致しているはずはないはずです。
あくまでも、他者の評価は間接的、補助的なものにとどめるべきです。
5・テストによる自己分析
大手求職者サイト、公的機関、民間業者で様々なテストがあります。
この結果も間接的な資料にとどめるべきだと思います。
仮にそれが完全に自己分析が出来たとしてもです。
(出来るはずは、ないと思いますが)
それは、この結果が自分に自信をもっていえるものでは
ないからです。
「質問の解答なんて、その日の気分でかわるし・・」
なんて思いませんか?
やはり、自分がしっかり考えに考えて、
そこから、自分自身を発見するプロセスは必須だと考えます。
これまで、「自己分析は就活を制する」、
そして「自己分析の方法は自分で考え抜くしかない」
と書きました。
では、最もよい自己分析の方法とは、
どうのような方でしょうか。
まずは
「最もよい」の定義をします。
・時間は短く、
・労力は最小限で、
・多くの人にとり、実現可能で、
・金銭は可能な限りかからず、
・第三者の視点があり、
・今後の就活に役だつ
(履歴書、ES、面接で使える)
この項目をそれぞれ高いレベルでクリアしている手段が
ベストな自己分析法と考えます。
私は、そのベストな自己分析の方法を
「カウンセリングによる支援」と考えています。
カウンセリングによる自己分析支援のメリットは、
以下の通りです。
①労力が少なくて済む
事前準備は不要です。
②時間はかからない
時間はほぼ1時間で終了します。長くても2時間で終了します。
③どんな就活生でも実施可能
これまで数百人の自己分析を支援してきました。
その中で「僕(私)には、語るべきこと、自慢できる成果なんてない」という学生が多くいました。
しかし、私のカウンセリングを受けた学生は全員が「自己の強み」を見つけています。
これは、しっかりとしたカウンセリング技術と豊富な経験のあるカウンセラーが導き出せるものです。
④第三者の視点
独力でやる自己分析の欠点です。
それは、自身の強みはなかなか認識しにくいということです。
それは他人にとっては長所であっても本人では当たり前になっていることが多いために その価値に気づかないのです。
ゆえに、自己分析の過程で第三者の視点が入ることは必須です。
⑤今後の就活に役に立つ
カウンセリングによる自己分析支援は、徹底的に過去の事実に焦点をあて、
言語化していきます。
したがって、このカウンセリングを受けた後には、
自分の強みや個性を過去の具体例を挙げながら説明することができるようになります。
ですから、履歴書、エントリーシートにはカウンセリングの結果を
そのまま文章にすればいいだけですし、
面接では、この結果を言語にすればいいのです。
カウンセリングによる自己分析が終われば、
ほぼ就活の準備は整ったことになります。
⑥コストについて
プロのカウンセラーが介在する分、費用はかかります。
ですが、それは平均15万円以上かかる就活塾と比べ非常に安価です。
また独力、書籍でやる自己分析は膨大な労力と時間的コスト
そして、自己分析で必須の他人の視点が入りません。
わずかなコストのみで実施できる「カウンセリングのよる自己分析支援」
大きなメリットがあると考えます。
方法 |
長所を 導く |
時間 | 労力 | コスト |
実施 可能 |
第三者の 視点 |
今後に 役立つ |
合計点 | |
① | 自力・独力 | ○ | × | × | ◎ | × | × | ◎ | 5 |
② | 書籍 | ○ | × | × | ○ | △ | × | ○ | 3・5 |
③ | 就活塾 | ○ | △ | △ | × | ○ | ○ | ○ | 5 |
④ | 他者分析 | × | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ | × | × |
⑤ | テスト | ? | ○ | ○ | ○ | ○ | △ | △ | × |
⑥ | カウンセリング | ○ | ○ | ◎ | △ | ◎ | ◎ | ○ | 9・5 |
以上をもとに、自己分析の方法を比較してみました。
自己分析を行う手段として
「カウンセリングのよる自己分析支援」を強くおススメします。
他の方法と比べ圧倒的な費用対効果があります。
「これから就活をやるぞ!」という人、
「何をしたら良いのかわからない」という人、
「就活がうまくいかない」と困っている人、
是非、一度
「カウンセリングによる自己分析支援」を
検討してください!